スキンケアを行う上で、絶対に欠かせない工程が「洗顔」です。
男性は女性よりも顔の皮脂分泌量が多いため、べたつきや肌トラブルに悩まされている方も多いと思います。
洗顔料を使うことで、皮脂や日々の汚れをすっきりと落とし、肌のコンディションを整えます。
本記事では、男性が洗顔をするときの正しい洗い方と、おすすめの洗顔料10選をご紹介します。
ドラッグストアなど近場で購入できるアイテムも含まれていますので、ぜひ参考にしてみてください。
メンズ スキンケア 洗顔料の正しい洗い方
①手を洗い、清潔な状態を保つ
手を洗わずに洗顔を始めてしまうと、手に付着している雑菌や汚れなどが付着したままになってしまいます。
洗顔料も泡立ちにくくなってしまうため、必ず手を洗ってから洗顔をはじめましょう。
また、洗顔料を使う前に、一度ぬるま湯で顔全体を予洗いしておきましょう。
②洗顔料をしっかりと泡立てる
洗顔料をしっかりと泡立てて使うことは、とても重要なポイントです。
泡立ててから顔に広げることで摩擦を減らし、肌へのダメージを軽減します。
素手で泡立てるにはコツが必要なため、簡単にきめ細かい泡が作れる泡立てネットを使うことをおすすめします。
③Tゾーンから洗う
洗顔料を泡立てたら、顔の皮脂が溜まりやすいTゾーンから洗うようにしましょう。
Tゾーンを洗ったら、頬や目、口回りの順に洗っていきます。
小鼻や髪の生え際、もみあげなど、細かい部分も洗い忘れが無いように顔の隅々まで洗います。
この際、強く擦ってはいけません。やさしく肌に馴染ませながら洗うことを意識しましょう。
④ぬるま湯ですすぐ
32℃~36℃程度のぬるま湯で泡を洗い流します。
泡で洗う時と同様に、擦らないようにすすぐイメージで洗い流しましょう。
10回程度すすいだら、洗い残しが無いかを鏡で確認します。
メンズ スキンケア 洗顔料の種類
メンズ向けのコスメや日焼け止めが流通されるようになった影響で、洗顔料も様々なタイプが発売されています。
自身の肌質や、好みの使用感のものを選びましょう。
種類 | 特徴 |
---|---|
フォームタイプ | チューブ容器に入っており、泡立ちが良いのが特徴です。 種類も豊富にあり、多くの選択肢から好みに合ったものを見つけることができます。 界面活性剤が含まれている製品もあるため、敏感肌の方や特定の成分に対して懸念がある方は成分表示を確認し肌質に合った洗顔料を選ぶことをおすすめします。 |
ジェルタイプ | ジェル状のテクスチャ。 肌にやさしい使用感で、水分を保持する成分が含まれているのが特徴。 穏やかな洗浄力のため敏感肌の方にも適しており、余分な皮脂や汚れを優しく落とします。 保湿成分を含むことで、洗顔後の肌にもうるおいを感じられます。 |
クリームタイプ | クリーミーなテクスチャで、泡立てることなくそのまま洗顔ができます。 保湿成分が豊富に含まれているため洗顔後の肌がつっぱりにくく、しっとりとした感触。 顔をマッサージしながら使うことで、血行促進やリラクゼーション効果を期待できます。 |
クレイタイプ | 深い洗浄力と皮脂コントロール力が特徴です。 天然成分であるクレイを含んでおり、なめらかな肌触りです。 クレイは皮脂を吸着する性質を持っているため、皮脂の気になる方に適しています。 |
石鹸タイプ | 天然由来の成分で作られることが多く、多くの方に適しています。 高い洗浄力を持つため、肌表面の汚れや皮脂を落とすのに役立ちます。 ただし、洗浄力の高い製品の場合は、洗いあがりに乾燥を感じることがあるため、使用後の保湿ケアをおすすめします。 |
パウダータイプ | 乾燥した粉末状の洗顔料。 水やぬるま湯と混ぜて泡立てて使用します。 酵素が配合されている製品が多く、細かい粒子が肌表面の汚れや余分な皮脂を吸着し、肌の清潔感をサポートします。 毎回使用前に泡立てるため、新鮮でフレッシュな泡で洗顔することができます。 |
泡タイプ | プッシュするだけで泡の状態で出てくるため、泡立てる必要が無いのが特徴です。 忙しい朝など、時間が無いときもすぐに洗顔できるため時短になります。 最近では、美容成分や肌を整える成分が配合された製品もあり、洗顔しながらスキンケアを行うことができます。 |
ミルクタイプ | 乳液のようなテクスチャで、なめらかな使用感が特徴です。 肌にやさしく作用する成分を含んでいることが多く、洗顔後の肌にうるおい感を求める方に適しています。 また、製品によっては、日焼け止めや軽いメイクであれば洗顔時に一緒に落とすことができます。 |
スクラブタイプ | スクラブと呼ばれる細かい粒子が含まれる洗顔料。 肌表面の古い角質や汚れを物理的に取り除くことで、滑らかな肌触りを楽しむことができます。 スクラブタイプの洗顔料は物理的な刺激が強いため、敏感肌の方や肌がデリケートな方は注意が必要です。 過度の使用を避け、週に1~2回程度の使用が推奨されています。 |
メンズ スキンケア 洗顔 おすすめ10選
NILE 超濃密泡洗顔せっけん
人気スキンケアブランド「NILE」の男性向け洗顔料。
クレイ成分を配合したキメの細かい超濃密泡が、皮脂や汚れの洗浄をサポートします。
さっぱりとした洗いあがりで、洗顔後のぬるつきが少ないと、多くのユーザーから高評価を得ています。
また、華やかなラフランスの香りが洗顔の時間をより心地よいものにします。
メラノCC ディープクリア酵素洗顔
SNSで話題の「メラノCC」シリーズの洗顔料は、チューブタイプでは珍しい、酵素を含んだ洗顔料です。
低価格ながらもすっきりとした洗浄力が好評で、コストパフォーマンスの高さで人気を博しています。
このシリーズには化粧水や美容液もあり、組み合わせて使用することでスキンケアルーティンを充実させることができます。
ORBIS Mr. オルビスミスター フォーミングウォッシュ
「オルビス ミスター」は全品医薬部外品のメンズスキンケアシリーズで、特に男性の肌に配慮した製品ラインナップを提供しています。
もっちりとした濃密な泡が肌をやさしく洗浄し、清潔な肌に導きます。
これ1本で洗顔料・先行美容液・シェービングフォームの3つの役割を兼ね備えているため、忙しい朝の準備の時短に役立ちます。
FANCL(ファンケル) 泥ジェル洗顔
品質の良さが高く評価されている「FANCL」のジェル洗顔。
泡立て不要で、肌をマッサージしながら洗浄できます。
厳選された3種類のクレイ(ブラッククレイ・海泥・サンドクレイ)を含む成分が配合されているため、なめらかな洗い心地を提供します。
肌にやさしい成分で作られているため、毎日洗顔をすることに適した使用感となっています。
Bifesta(ビフェスタ) 泡洗顔 ディープクリア
ワンプッシュするだけで、濃密な炭酸泡を作ることができるビフェスタの泡洗顔。
弾力のある泡が肌にぴたっと密着するため、多くのユーザーがやさしくさっぱりとした洗いあがりを評価しています。
中でも”ディープクリア”は、ビフェスタ泡洗顔シリーズで最も高い洗浄力となっているため、皮脂やべたつきの気になる方におすすめです。
GATSBY(ギャツビー) フェイシャルウォッシュ パーフェクトスクラブ
ヤング世代の男性に向けて開発された、「GATSBY」のフェイシャルウォッシュ。
スクラブタイプの洗顔料で、大小2種のスクラブがさっぱりとした洗い心地を提供します。
そのため、毎日の洗顔に爽快感を重視している男性に適しています。
また、天然由来の洗浄成分が含まれているため、肌にやさしく洗える点もポイントです。
BULK HOMME(バルクオム) THE FACE WASH
ベーシックなメンズスキンケアを提供する「BULK HOMME」の洗顔。
生石けんをベースに、スキンケアにも使われる美容成分を配合して作られています。
また、パラベン・石油系界面活性剤・シリコン・合成着色・鉱物油・紫外線吸収剤不使用のため、多くの肌タイプの方に使用いただけます。
ソフィーナiP ポアクリアリング ジェルウォッシュ
週1~2回の使用が推奨されている、集中毛穴ケア用の洗顔料。
ジェルタイプのテクスチャで、毛穴汚れの気になる部分に直接塗布して使用します。
約30秒程度置いてから洗い流すと、肌のざらつきを洗浄し、つるんとした肌に導きます。
毛穴ケアの洗顔料を求めている方におすすめです。
ドットバスター 酵素洗顔パウダー
パウダータイプの洗顔料で、水で溶かして泡立てて使用します。
泡立てると、きめ細かい弾力のある泡ができ、すっきりとした洗い心地を提供します。
また、ビタミンC誘導体と炭酸の成分が含まれているため、使用後は心地の良い肌触りに。
パウダータイプの洗顔料の中でもリーズナブルな価格のため、酵素洗顔に挑戦してみたい方にもおすすめです。
SHIRORU クリスタルホイップ
“注目の洗顔料”として雑誌にも掲載された「SHIRORU」のクリスタルホイップ。
ワンプッシュで高濃度の炭酸泡が作れ、もちもちとした弾力のある感触を楽しめます。
濃度1,000ppmの炭酸に加え、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分が配合されており、洗浄力と保湿力が程よいバランスで作られています。
しっとりとした使用感がレビューでも好評の商品です。
メンズ スキンケア 洗顔 まとめ
スキンケアを行う前の工程として、洗顔はとても重要です。
洗顔で毛穴や皮脂の汚れをしっかりと洗浄することにより、清潔な肌を維持することができます。
ぜひ今回ご紹介した洗顔方法や洗顔料の種類を参考にして、自身の肌質にあった洗顔料を見つけてみてください。